現預金等が約42兆円、2財閥の出自を引く三井住友フィナンシャルグループ (2017)

概要:三井住友フィナンシャルグループ

総資産国内3番手、4大財閥のうち2財閥の出自を引く金融グループ。
近年はシティバンクやアジア各行の買収を積極化し、更に総資産を伸ばそうとしている。グループに三井住友銀行、SMBC日興証券、日本総合研究所、プロミスなど。3大金融グループの一角。単体での平均年収が1272万円と非常に高いですね。

企業情報

社名
(英文社名)
株式会社三井住友フィナンシャルグループ
(Sumitomo Mitsui Financial Group, Inc.)
本社所在地 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-1-2 [Google Map]
業種分類 都市銀行
代表者名 宮田 孝一 設立年月日 2002年12月02日
市場名 東証1部、名証1部 上場年月 2002年12月
従業員数
(単独)
346人 従業員数
(連結)
73,652人
平均年齢 39.8歳 平均年収 1272万円

抑えておきたいポイント

大手2銀行が統合

2001年に住友銀行とさくら銀行の大手2行が統合して成立。
住友銀行は江戸時代から存在、さくら銀行は国内最初の私立銀行の三井銀行を祖とするなどビッグネームの統合だった。現在、連結での従業員数は78,419人。

財閥がタッグを組んだ

4大財閥の住友財閥と、三井財閥がタッグを組んだ金融グループ。
ちなみに、出資割合は住友銀行が大きかったようです。

UFJホールディングス統合!?

三菱UFJホールディングスが出来上がる前、三井住友フィナンシャルグループはUFJホールディングスを経営統合しようとしていました。もし、成就していれば、とてつもなく大きな金融グループが出来上がっていたのですね。

ATM設置台数の適正化

ATM設置による手数料収入がコストに見合わないケースが多いので、自行設置台数を適正化を図っているようです。コンビニATMなどの提携でまかなえる部分もあるので、合理的な判断っていうことでしょうか。

2016年03月決算時

経常収益4.7兆 経常利益率20.65%

※経常収益とは一般の事業会社でいうところの売上高だとご理解ください。
リーマンショックの影響により経常利益が大幅に落ち込むが、3メガバンクで唯一赤字を免れています。
2011年3月期以降回復し、経常利益率だけでなく経常収益も2014年以降はリーマンショック前の2008年を超えた。

現預金等が約42兆円 / 440店舗

銀行業本業に必要な現預金は2014年3月期に前年同月期の3倍以上に増加、その後も増えて続けており、メガバンクでは2番目の金額です。
支店数は国内440店です。平均すると都道府県当たり10店であり、効率性の高い運営が見えますね。

大きく分けると5セグメント

三井住友フィナンシャルグループは、大きく分けると5つのセグメントに分かれます。
グループの土台となる銀行業に加え、リース業、証券業、消費者金融業等も抱えます。この他、シンクタンク、コンサルティング、ベンチャーキャピタルなどの企業支援機能を有します。

組織・人事情報

決算年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
従業員数(単独) 215人 231人 251人 292人 346人
従業員数(連結) 64,225人 64,635人 66,475人 68,739人 73,652人
平均年齢(単独) 41.3歳 40.3歳 40.5歳 40.2歳 39.8歳
平均勤続年数(単独) 15.3年 14.5年 16.2年 15.8年 15.4年
平均年収(単独) 1,221万円 1,158万円 1,264万円 1,251万円 1,272万円

近年は単独・連結ともに従業員数を伸ばしています。
平均年齢・勤続年数ともに横ばいです。平均年収は1200万円を超え、メガバンク内では最高金額です。

採用情報

現預金等が約42兆円、2財閥の出自を引く三井住友フィナンシャルグループ (2017)

採用情報より

グループ本体の採用情報は見つからなかったですが、全グループ会社の求人へアクセスできます。親切設計ですね。

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参考サイト

当ページを投稿するにあたり、参考にしたサイトは、下記になります。 『企業情報』は企業HP、Yahoo!ファイナンスなどのサイトより抜粋。
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