合併による順位の入れ替わりなど、動きが激しいコンビニ業界!(2018)

比較:コンビニエンスストア

セブン-イレブン・ジャパン、ユニー・ファミリーマートホールディングス、ローソンというコンビニ3社の分析です。

誰もが知るようにコンビニ業界のトップはセブン-イレブンですが、2016年のユニー・ファミリーマートホールディングスの誕生で、業界の様子が大きく変わってきました。事業の性質上、様々な要素が絡み合って競争につながっていくこのコンビニ業界ですが、各社にどれほどの差があるのでしょうか。

抑えておきたいポイント

2016年9月の新展開!

以前はセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの順位だったコンビニ業界ですが、2016年9月のユニーグループHDとファミリーマートの合併によって、2位3位が入れ替わりました。このことにより王者セブン-イレブンに大きく近づくことになりましたが、ここから逆転があるのでしょうか。

各社と商社との関係性!

コンビニ3社とも、総合商社との協力関係があります。セブン-イレブンは、セブン&アイHDを通して三井物産と、ファミリーマートは筆頭株主の伊藤忠商事と、ローソンは筆頭株主の三菱商事とつながっています。コンビニ業界は「総合商社の代理戦争」なんて言われることがありますが、その真偽はともかく各社とも強力なパートナーが居ることは確かです。

コンビニコーヒーなど、目まぐるしく変化する業界!

今は当たり前でも、爆発的な普及は記憶に新しいコンビニコーヒー。セブン-イレブンのマシンは佐藤可士和氏がデザインして話題になりましたが、実は普及のずっと前から開拓を試みていました。コンビニ業界の移り変わりは早く、各社が常に競い合っているので、これからの動きにも注目が必要ですね。

コンビニと銀行!

コンビニで銀行というとセブン銀行でしたが、ローソンもローソン銀行を発表しました。セブン銀行の影響は非常に大きいものであったようなので、もしローソン銀行が普及すれば、コンビニ業界の様相は一変するかもしれません。一方でファミリーマートは全店舗のATMをゆうちょ銀行に変更している真っ最中ですが、他社の動きにどう対抗していくのか、目が離せません。

2018年02月決算時

チェーン全店売上高

ユニー・ファミリーマートは2016年2月期まではファミリーマート単体の数値を用いています。客一人あたりの平均購買単価は、セブン-イレブンが一番高額になっています。

店舗数(国内)

ユニー・ファミリーマートとなっても、セブン-イレブンの店舗数には及びませんでした。このグラフだけ見るとセブン-イレブンがどこにでもあるように思えますが、各社の出店戦略上、地域によってどこが多いかは差があるようです。

参考サイト

当ページを投稿するにあたり、参考にしたサイトは、下記になります。 『企業情報』は企業HP、Yahoo!ファイナンスより抜粋。
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