売上高1兆2,535億円、業界1位の三越伊勢丹HD。百貨店の王者の実力とは!?
概要:三越伊勢丹HD
百貨店業界では最大。幅広い年齢層の顧客に強く、海外展開も進めている。近年の百貨店離れに今後どう対処していくかが注目されている。
企業情報
社名 (英文社名) |
株式会社三越伊勢丹ホールディングス (Isetan Mitsukoshi Holdings Ltd.) |
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本社所在地 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿5-16-10 [Google Map] | ||
業種分類 | 百貨店 | ||
代表者名 | 大西 洋 | 設立年月日 | 2008年04月01日 |
市場名 | 東証1部、福証 | 上場年月 | 2008年04月 |
従業員数 (単独) |
618人 | 従業員数 (連結) |
12382人 |
平均年齢 | 46.4歳 | 平均年収 | 852万円 |
抑えておきたいポイント
- 老舗百貨店の経営統合
三越は呉服店「越後屋」として1673年、岩田屋は売薬商「畳屋」として1704年、丸井今井は1817年、伊勢丹は「伊勢屋丹治呉服店」として1886年にそれぞれ創業された、歴史の長い百貨店です。
- 売上高1位の最大手
百貨店業界で国内1位。特に伊勢丹新宿本店は国内の百貨店で1番の売上高を誇ります。デパ地下の品揃えの良さが百貨店に足を運ぶ女性客には嬉しいですね。
- 市中免税店Japan Duty Free GINZA
2016年1月にJapan Duty Free GINZAをオープンしました。高級ブランドから国民が離れている中で、訪日客やこれから出国しようとする国民をターゲットとしています。しかし今年度の目標売上高にはまだ及ばず、今後の巻き返しが必要です。
- 撤退店舗
ホールディングス立ち上げ後は三越6店舗、伊勢丹1店舗、三越伊勢丹1店舗が撤退しています。2017年春に三越千葉店と多摩センター三越を閉鎖しており、百貨店業界の不振が現れています。
2016年03月決算時
売上高1兆2535億円 経常利益率2.19%
リーマンショック、東日本大震災の影響は強く、売上高は2009年3月期とその後で2000億円ほどの差があり、今なお立て直しが出来ていません。経常利益率については主に2%代で推移しています。
売上げ内訳構成
商品別の売上高は衣料品、特に婦人服が牽引しています。しかし百貨店業界全体の衣料品売上高は減少傾向にあり、活路を見出せるのか注目です。
国内店舗
三越伊勢丹HDは、図に示したような国内店舗展開をしています。やはり三越伊勢丹の存在感が大きいのですが、その三越伊勢丹については2017年3月期は減収となっており、2018年3月期も減収の見通しを発表しています。
組織・人事情報
決算年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
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従業員数(単独) | 242人 | 615人 | 652人 | 583人 | 618人 |
従業員数(連結) | 12,722人 | 12,603人 | 12,286人 | 12,285人 | 12,382人 |
平均年齢(単独) | 46.4歳 | 45.2歳 | 45.8歳 | 46.1歳 | 46.4歳 |
平均勤続年数(単独) | 23.3年 | 21.7年 | 22.3年 | 22.1年 | 22.4年 |
平均年収(単独) | 775万円 | 781万円 | 815万円 | 833万円 | 852万円 |
従業員は単独で2014年3月期に373人増加し、連結ではここ5年間12000人台で推移していますが、減少傾向にあります。平均年齢は46歳前後でここ5年は目立った変化は見られません。勤続年数も変化は少なく22年前後。平均年収は年間約20万円ずつ増えています。
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参考サイト
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