売上高28兆円!世界第1位の自動車メーカー、トヨタ自動車 (2017)
概要:トヨタ自動車
世界大手であり、日本最大の自動車メーカー。
グループ企業を含めた生産台数では、世界でもゼネラル・モーターズを上回り4年連続で世界一位を獲得している。従業員数も世界で約35万人、単体でも7万人超と非常に大きく、かつ単体での平均年収も約850万円と名実ともに日本のトップ企業。
興味本位で売上高28兆円を世界生産台数(販売ではなくあくまで生産)892万台で割ってみたら、一台あたりの価格は約314万円となりました。まあ金融事業など他事業もあるからあまり参考にならない数値だと思いますが。
企業情報
社名 (英文社名) |
トヨタ自動車株式会社 (TOYOTA MOTOR CORPORATION) |
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本社所在地 | 〒471-8571 愛知県豊田市トヨタ町1 [Google Map] | ||
業種分類 | 輸送用機器 | ||
代表者名 | 豊田 章男 | 設立年月日 | 1937年08月28日 |
市場名 | 東証1部,名証1部,札幌,福岡 | 上場年月 | 1949年05月 |
従業員数 (単独) |
72,721人 | 従業員数 (連結) |
348,877人 |
平均年齢 | 38.9歳 | 平均年収 | 851万円 |
抑えておきたいポイント
- 日本最高の売上高、自動車業界の中で非常に高い営業利益率
28兆円という日本最高の売上高、10%という高い営業利益率が特徴。
リーマンショック後に徹底的な固定費削減を実施。
- 米配車アプリ大手、Uber(ウーバー)と戦略的提携
2016年5月25日、配車アプリ大手のUberと戦略的提携を発表しました。トヨタフィナンシャルサービスがUberのドライバーに車両をリースし、ドライバーが得た収入からリース料を支払う仕組みを構築するようです。
- 生産比率 世界:国内=2:1
世界販売台数の約半数を国内工場で生産。国内シェアトップで日産、ホンダを大きく引き離す。
トヨタ工場ではJITやかんばん方式など日本を代表する生産管理手法を構築し、とても有名です。
- テスラとの関係終了
2010年5月に電気自動車の共同開発のためテスラモーターズの5000万ドル出資。
トヨタは水素など多様なエネルギー源を開発対象としたかったが、電気自動車に集中するテスラモーターズと意見対立し、関係を終了しました。
2016年03月決算時
売上高:約28兆4031億円 / 営業利益率:10.05%
リーマンショックの影響により営業赤字に陥りましたが、2013年3月期以降は右肩上がりの成長を見せ、リーマンショック前の状況に回復しました。
日本最高の売上高を誇る会社は多少の景気変動では崩れないですね。
世界生産台数:892万台(国内生産:318万台含む)
世界で自動車販売を展開するトヨタですが、今もなお約半数を国内工場で生産しています。(日産、ホンダは違います)
売上高と世界生産台数は比例していないように見えますが、これはリーマンショック後の景気回復で高価格帯の自動車が売れているということでしょうか。
生産の割合(海外エリア別)日本:22%、北米:38%、欧州:8%、アジア:15%、その他:17%
日本での生産台数はほぼ横ばいですが、北米での生産台数はぐんぐんのびています。2013年3月期以降は日本より北米での生産台数が上回っています。日本で市場成長が見込めるほど何かがある訳ではないのが現状ですが、こうやってみると少し寂しい気がしますね。
組織・人事情報
決算年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 |
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従業員数(単独) | 69,148人 | 68,978人 | 68,240人 | 70,037人 | 72,721人 |
従業員数(連結) | 325,905人 | 333,498人 | 338,875人 | 344,109人 | 348,877人 |
平均年齢(単独) | 38.3歳 | 38.6歳 | 38.8歳 | 39.1歳 | 38.9歳 |
平均勤続年数(単独) | 15年 | 15.5年 | 15.4年 | 15.8年 | 15.2年 |
平均年収(単独) | 740万円 | 751万円 | 794万円 | 838万円 | 851万円 |
近年は単独・連結ともに従業員数を伸ばしています。
平均年齢・勤続年数ともに横ばいですが、平均年収は上昇傾向です。経営状況の良好さが見えてきますね。
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