転職をご検討されている皆様

ここでは皆様にとって、有効な転職活動の方法について解説します。

まず最初に

転職を検討されている皆様は多くの場合、大きく分けて2つに大別出来ます。

  1. 転“職”を検討されている方
  2. 転“社”を検討されている方

転職とは:仕事を変えると同時に所属する会社も変える

辞書では「職業が変わること」を転職と言います。
もう少し誤解の無いように転職を定義すると「仕事を変えると同時に所属する会社も変える」ことをここでは転職と言うことにします。

転社とは:やることは変えず、所属する環境(企業)を変える

一般的に転社なんて言葉は存在しませんが、ここでは上の“転職”と比較するために定義すると「やることは変えず、所属する環境(企業)を変える」ことをここでは転社と言うことにします。
自分がしようとしていることが転“職”なのか転“社”なのかを判断しよう!

次に

まず長くなるので、結論だけ先に言います。
1の転“職”を検討されている方にとって、最も有効な転職活動の手段が

転職エージェントの活用

2の転“社”を検討されている方にとって、最も有効な転職活動の手段が

転職メディアの活用

です。では、なぜそのような結論になるのかをここから解説します。

転“職”の場合

「仕事を変えると同時に所属する会社も変える」と定義した転職ですが、まず仕事を変えることの難易度を考えてみてください。自分がやったことも無い仕事のことを考えなければいけないのが転職です。
これでお分かりになるように、想像するだけでも難しいのです。
そして、さらには業界や会社を変えようというものですから、更にその難易度は上がります。

転“社”の場合

「やることは変えず、所属する環境(企業)を変える」と定義したのが転社です。
どんなケースが当てはまるのか考えると、「メーカーの経理の人が製薬会社の経理に転社する」、「大手広告代理店の営業の人が外資系の広告代理店の営業に転社する」と言った形になります。

やることを変えないので、仕事内容の想像は容易です。
つまりは転社の場合、仕事内容選びではなく、会社選びまたは、就業条件(勤務地、給与等)選びに多くのエネルギーを割くことになるわけです。
ということで、もちろん例外はありますが、一般的に転職成功に向けた難易度は

転職>転社

となり、転職のほうが難易度は高くなります。

まとめ

では、一般に転職市場にいる方々がどうかと言うと、特別なデータは無いですが、皮膚感覚で言うと8割近くが転“社”であり、2割程度、あるいはもっと少ない人達が転“職”活動を行っているのだと思います。

でも考えてみると転“社”が多いのは当たり前ですよね。
企業側から見ると、未経験・ポテンシャルを採用するのであれば、何も転職希望者を採用する中途採用ではなく、新卒採用でも十分賄える訳ですから。
だから一般的に中途採用に期待されているのは多くの場合、即戦力採用、つまりここで言うところの転“社”希望者を採用する採用活動になる訳です。

ここで言う大別された2種類の転職希望者

  • 転“職”希望者
  • 転“社”希望者

の転職活動方法は違いますので、それぞれに合った方法で活動を行ってください。
それでは次にその転職活動の方法とコンペア編集部オススメ情報について解説します。
※ここでは一般論としての内容を記述しましたが、実際には個人差があります。