【これからの働き方】イマジネーションの重要性 〜最高シナリオと最低シナリオ〜 | 3社対談:vol.4

対談について

ここまで、私たち3人が仕事をしていく上で大切にしてきたことをお話しました。
20代はとにかくがむしゃらにがんばること。そうすると、いつの間にか“使命感”が備わっていきました。さらにキャリアを磨きこんでいった結果、自分にしかできない仕事(=オリジナリティ)を見つけて、今では好きな仕事ができています。それらを一旦しゃがんで高く飛ぶ「キャリアのJカーブ」と言い表してみました。
第4回はキャリアにおけるシナリオプランニングについてお話していきます。

【4】イマジネーションの重要性 〜最高シナリオと最低シナリオ〜

西尾
ところで、40代って昔はもうキャリアの終わりの方だと思っていませんでしたか?自分がその年齢に近づいてきて、もっと長い社会人生がここから待っていると最近思うようになりました。
山際
人生って長いですよね。だから仕事だけではなくて、家族や趣味に対する向き合い方も含めて、自分の人生全体を想像してみることも良いかもしれませんね。

佐藤
未来予想図を描いてみるというのは良い発想ですね。「こうなりたい」という理想の姿を想像すれば、逆算して今とるべき具体的なアクションが明確になるのではないでしょうか。
山際
「こうなりたい・こうなりたくない」、言い換えてみれば“最高シナリオと最低シナリオ”を描くということですよね。キャリアに対するイマジネーションを働かせれば、今まで見えてなかったものが見えるかもしれません。
西尾
理想に近づくためだと思えば、今やっている仕事が辛くても頑張れるというのはありますよね。
山際
転職の仕事に携わっていると、やはり皆さん「安定」を捨てきれないんです。つまり場所や環境に依存することになってしまうんですよね。
佐藤
今のご時世、大企業にいれば安定かといえば、そうとも言い切れない側面はありますよね。

西尾
結局は自分でキャリアのハンドルを握ることが大事ですよね。大企業がジャンボジェットだとしたら、安定してる時は良いかもしれませんが、墜落するときは、為す術もない…。もし、これがプロペラ機だったら、自分で操縦できますし、墜落しそうになっても何とか不時着できたりしますよね。。。キャリアにおいても、自分でハンドルを握ることが重要な気がします。
佐藤
おっしゃる意味、すごく分かります。先行きが見えない時代ですから、会社や環境に依存しないスキルを持つことが大事ですよね。一見矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、不安定を乗りこなしている状態が一番安定しているとも言えるのかもしれません。
山際
大企業は確かに雇用の面では安定しています。でも、転勤など、ライフイベントとキャリアが一致しないことがあったりもします。
佐藤
子どもが生まれるタイミングなど、家族と向き合いたい時期に転勤の辞令が出た話もよく聞きますね。雇用は安定している代わりに、精神的に安定しないという側面はあるかもしれません。

山際
転職が当たり前になりつつある現代では、雇用の安定ではなく精神の安定を求めて別の道を切り開いて行く選択肢も大いに「あり」ですね。どの道を選ぶにしても環境や周囲に判断を委ねず、自分で納得して決めることが大事なのではないでしょうか。いわば、キャリアのオーナーシップを自分でもつというイメージが大事だと思います。

[5] キャリアのオーナーシップ に続く

対談者プロフィール

佐藤 雄佑

株式会社ミライフ 代表取締役社長

2001年 新卒で株式会社ベルシステム24に入社
マーケティングやコールセンター管理業務に従事。コールセンターなどで多くの「人」と関わる中で、将来的には人材業界で起業したいと思うようになる。人材の中でも1対1で人と向き合いたいと考えたので「人材紹介」に絞り転職活動をする。
2004年 株式会社リクルートエイブリック(現:リクルートキャリア)に転職。リクルーティングアドバイザー(企業担当の営業職)やマネージャー、支社長を経験し、半年間の育休を経て人事責任者、エグゼクティブ層の転職支援などを経験する。
2016年4月 株式会社ミライフを創業

佐藤 雄佑キャリアアドバイザーに
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西尾 理子

株式会社みこまる 代表取締役

2001年 新卒で日本HP株式会社に入社
2004年 株式会社リクルートエイブリック(現:リクルートキャリア)に転職。主に若手の転職支援や新規支社の立ち上げなどに携わる。人材業界で働く基礎を学ぶ。
2010年 株式会社プロコミットに転職。仮説やイマジネーションから結びつきを創造し、インパクトのある機会創出ができるようになった。
2017年5月 株式会社みこまるを創業

西尾 理子キャリアアドバイザーに
転職の相談をする

山際 尚徳

株式会社フォーリープ 代表取締役

2002年 新卒で株式会社リクルートエイブリック(現:リクルートキャリア)に入社
2年半ほどリクルーティングアドバイザー(企業担当の営業職)を経験し、独立のための退職を申し出たところ、上司から「起業するつもりなら、先ずは社内で新規事業をやってみろ」と言われ、3つの新規事業立ち上げを経験する。
2006年12月 IT領域で起業。リクルートがやらない領域で価値を提供できそうな事業をやっていたが、人材に係る仕事や相談も受ける機会が多く、その中で、人材紹介のあり方が現実と乖離してきたように感じAIではなく「人」にしかできない斡旋をしよう!と思い人材業界に戻ってきた。
2012年 株式会社フォーリープを創業

山際 尚徳キャリアアドバイザーに
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