【これからの働き方】オリジナリティ〜キャリアの磨き込みと使命感〜 | 3社対談:vol.2

対談について

仕事をしていく上で「がむしゃらにがんばる」ということについて、話をしてきました。

佐藤さんは人材紹介のプレイヤーと組織長、両方のキャリアを経験した中で、がむしゃらにやることの大事さと、それでも結果が伴わないこともあるというの気づきがあった。西尾さんの場合、元々は人材業界を志していたわけではなかったけど、がむしゃらに頑張っていく中で、道が開けてきた。その結果、自由に仕事ができている今の自分になれた。
では、どうしてお2人は、がむしゃらに頑張ったのでしょうか?がむしゃらにやると、どんな良いことがあるのでしょうか?どうやら ”オリジナリティ” にヒントがあるようです。今回はその ”オリジナリティ” について掘り下げていきたいと思います。

【1】 オリジナリティ〜キャリアの磨き込みと使命感〜

西尾
偉そうなことを言うようですが、仕事でオリジナリティを出せるようになるというのは、特定の分野で周囲から評価して貰えるレベルに達することだと思います。
山際
“オリジナリティ”良い視点ですね。

西尾
はい。自分にしかできないことがあるって、仕事をする上ですごく強みになると思うんです。
山際
では、そのためにがむしゃらに頑張ってこれたのでしょうか?
西尾
そうなんです。そして、“キャリアの掛け算”って強いと思いませんか?例えば佐藤さんは人材×組織作り、山際さんは人材×経営、私の場合は人材×ベンチャー界など…。
山際
確かに、異なる強みを掛け合わせられるというのは大きな武器ですよね。佐藤さんの場合、キャリアの ”オリジナリティ” はどう磨いてきましたか?
佐藤
僕は25歳の時、1社目から転職するタイミングで人材業界で起業すると心に決めていました。その時、10年計画を立てました。「26〜30歳は修行。30〜35歳は準備。以上!」
西尾、山際
ざっくりしすぎ!!(笑)

佐藤
なので20代は修行の時期と決めて当時のリクルートエイブリック(現:リクルートキャリア)に入社したんです。起業する目標があったから、普通の人が辛いと思う仕事も何でもやった。振り返ってみれば、それがオリジナリティを磨いてた時期だと思います。
山際
当時、相当ハードに働いていましたよね。
佐藤
はい。ストイック過ぎる上司もいましたし、ハードな環境だったけど僕は修行と思っていたので、それも凄い楽しいと感じていました。
西尾
その気持ち少し分かります。「お金貰って修行させてもらえるなんて超おいしい!」って私も思っていたので。
山際
お2人の様な方は多くはないと思いますが、きっと自分のキャリアを振り返った時に「大変な時ほど成長できていた」と思っている人は多いかもしれません。ただ、キャリアの ”オリジナリティ” を最初から自力で磨ける人はすごく希少だと思うんです。
西尾
そう思います。私の場合、「仕事で周囲から必要とされる人になりたい」「頑張って役に立つ人間になりたい」という、強い思いを抱き続けていたから、道を開いてくれる人や会社と出会えた。そんな感じでした。
佐藤
確かに、初めから ”オリジナリティ” のある仕事ができる人はほとんどいないと思います。僕の場合、やりたいことは決まっていましたが、キャリアを磨くための道のりはもちろん平坦ではありませんでした。
山際
がむしゃらに仕事をして経験を積み、目標を達成し、お客さんの声を聞いて初めて、「自分だからこそできる仕事がある」と気付く。それが、 ”オリジナリティ” のある仕事ができるようになったという事かもしれませんね。

西尾
先ほどから、どうして自分はがむしゃらに頑張ってこれたのかを改めて考えていたのですが、思い返せば、ずっと使命感に突き動かされていた気がします。
山際
使命感とは?
西尾
「この仕事を自分以外の人がやるよりは、自分がやった方がお客さんのため、社会のためになる!だからこの仕事をやるのだ!」という気持ちですね。
佐藤
分かります。僕もサラリーマン時代、困難な環境の中で人事や組織長をしていた時は、「絶対逃げちゃダメだ」とか「自分がやらざるを得ない」という気持ちがありました。
山際
意地悪な質問になりますが、その気持ちは、使命感と言うよりも義務感の近いものがあったのではないでしょうか?
佐藤
そうですね。組織長という責任ある立場だったので、義務感に突き動かされていた部分は否めないです。そして、独立してやっと使命感を持って「人材紹介が好きだからやっているんだ」と言えるようになりました。
山際
まず最初は「目標を達成しなくてはならない」という義務感からスタートし、懸命に仕事をしていく中で、気付いたら使命感が芽生えていた…。さらにキャリアの ”オリジナリティ” を磨きこんでいった結果、2人とも自分がこの仕事をやる理由を見つけて、“どうして働くのか?”の一つの解がここにある気がしますね。

[3] キャリアのJカーブ しゃがむことの大事さ に続く

対談者プロフィール

佐藤 雄佑

株式会社ミライフ 代表取締役社長

2001年 新卒で株式会社ベルシステム24に入社
マーケティングやコールセンター管理業務に従事。コールセンターなどで多くの「人」と関わる中で、将来的には人材業界で起業したいと思うようになる。人材の中でも1対1で人と向き合いたいと考えたので「人材紹介」に絞り転職活動をする。
2004年 株式会社リクルートエイブリック(現:リクルートキャリア)に転職。リクルーティングアドバイザー(企業担当の営業職)やマネージャー、支社長を経験し、半年間の育休を経て人事責任者、エグゼクティブ層の転職支援などを経験する。
2016年4月 株式会社ミライフを創業

佐藤 雄佑キャリアアドバイザーに
転職の相談をする

西尾 理子

株式会社みこまる 代表取締役

2001年 新卒で日本HP株式会社に入社
2004年 株式会社リクルートエイブリック(現:リクルートキャリア)に転職。主に若手の転職支援や新規支社の立ち上げなどに携わる。人材業界で働く基礎を学ぶ。
2010年 株式会社プロコミットに転職。仮説やイマジネーションから結びつきを創造し、インパクトのある機会創出ができるようになった。
2017年5月 株式会社みこまるを創業

西尾 理子キャリアアドバイザーに
転職の相談をする

山際 尚徳

株式会社フォーリープ 代表取締役

2002年 新卒で株式会社リクルートエイブリック(現:リクルートキャリア)に入社
2年半ほどリクルーティングアドバイザー(企業担当の営業職)を経験し、独立のための退職を申し出たところ、上司から「起業するつもりなら、先ずは社内で新規事業をやってみろ」と言われ、3つの新規事業立ち上げを経験する。
2006年12月 IT領域で起業。リクルートがやらない領域で価値を提供できそうな事業をやっていたが、人材に係る仕事や相談も受ける機会が多く、その中で、人材紹介のあり方が現実と乖離してきたように感じAIではなく「人」にしかできない斡旋をしよう!と思い人材業界に戻ってきた。
2012年 株式会社フォーリープを創業

山際 尚徳キャリアアドバイザーに
転職の相談をする