売上高9,236億円、業界3位の高島屋。店舗数最多！（2017）
概要：高島屋
単独で生き残る百貨店。売上、経常利益ともに国内百貨店業界で3位。特にシニア層の支持が強い。海外進出も2016年、2017年と積極的。
企業情報
| 社名 （英文社名） |
株式会社高島屋 （Takashimaya Co., Ltd.） |
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| 本社所在地 | 〒542-8510 大阪市中央区難波5-1-5 [Google Map] | ||
| 業種分類 | 百貨店 | ||
| 代表者名 | 木本 茂 | 設立年月日 | 1919年08月20日 |
| 市場名 | 東証1部 | 上場年月 | 1971年10月 |
| 従業員数 （単独） |
4761人 | 従業員数 （連結） |
7518人 |
| 平均年齢 | 45.7歳 | 平均年収 | 695万円 |
抑えておきたいポイント
- 京都の呉服店を始祖とする老舗百貨店
1831年に近江商人の飯田新七が京都烏丸松原にて呉服店「高島屋」を出店したのが始まりです。他店が経営統合を計り再編する中で、単独での百貨店業界売上3位と根強い人気です。
- 国の重要文化財の日本橋店
高島屋日本橋店が、2009年に百貨店では初めて国の重要文化財に指定されました。かつて三井本館とともに二大建築物といわれた豪華な造りで、建物を見るために訪れる人も多くいます。
- 撤退店舗
戦前のものも含めると10店舗が閉店しています。2000年以降では関西国際空港内の1店舗のみが撤退しているだけで、他の百貨店と比較して安定感のある店舗が多いことがわかりますね。
- 百貨店業界で一早いえるぼし認定
女性活躍推進法による厚生労働大臣の認定マークえるぼし(最高ランクである認定段階3)を2016年6月に取得。また経済産業省主催のダイバーシティ経営企業100選にも選定されており、女性の活躍に注力していることがわかりますね。
2017年02月決算時
売上高9236億円 経常利益率4.03%
他の百貨店と同様にリーマンショックや東日本大震災により売上高は激減、2000億円の減少となりました。しかし経常利益率は2016年2月期に4%を超えて2007年2月期よりも高い数値を記録しています。
売上構成
本来主力であるはずの婦人服が2割、衣料品と身回品全体で見ても5割には達しません。百貨店の売上を押し上げていたインバウンド需要も減少しており売上停滞につながっています。
国内店舗
JR東海高島屋、いよてつ高島屋を含めての22店舗は、そごう・西武の合計と並んで百貨店業界で最多です。他の百貨店との経営統合なしでのこの店舗数はすごいですね。また北海道、東北、九州にはありませんが、関東と関西には満遍なく店舗があるのも特徴です。
組織・人事情報
| 決算年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
|---|---|---|---|---|---|
| 従業員数（単独） | 5,173人 | 5,111人 | 4,933人 | 4,746人 | 4,761人 |
| 従業員数（連結） | 7,830人 | 7,760人 | 7,514人 | 7,315人 | 7,518人 |
| 平均年齢（単独） | 44.4歳 | 44.6歳 | 44.7歳 | 45歳 | 45.7歳 |
| 平均勤続年数（単独） | 22.5年 | 22.5年 | 22.4年 | 22.4年 | 23年 |
| 平均年収（単独） | 640万円 | 645万円 | 655万円 | 656万円 | 695万円 |
従業員数は4年前から単独、連結ともに約300~400人減少しています。平均年齢はわずかに高くなり、平均勤続年数は横ばいです。平均年収は2017年3月期に40万円ほど増加しています。
採用情報
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参考サイト
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