売上高1兆7,321億円、研究開発費3,123億円の武田薬品。グローバル展開を推進中のトップメーカー!(2017)

概要:武田薬品
医療用医薬品で国内1位の新薬メーカー。消化器系疾患、オンコロジー(がん)の分野に注力している。またグローバル製薬企業としても有力で、新興国で急成長中。
企業情報
社名 (英文社名) |
武田薬品工業株式会社 (Takeda Pharmaceutical Co., Ltd.) |
||
本社所在地 | 〒540-8045 大阪市中央区道修町4-1-1 [Google Map] | ||
業種分類 | 医療用医薬品 | ||
代表者名 | C.ウェバー | 設立年月日 | 1925年01月29日 |
市場名 | 東証1部、名証1部、札証、福証 | 上場年月 | 1959年05月 |
従業員数 (単独) |
6638人 | 従業員数 (連結) |
29900人 |
平均年齢 | 40.4歳 | 平均年収 | 1015万円 |
抑えておきたいポイント
- 国内売上高は長年首位
近年は2位のアステラス製薬との差が縮まりつつありますが依然首位をキープ。海外では18位で世界の製薬メーカーとしてはあと一歩といった立ち位置ですね。
- 武田薬品初の外国人社長
2014年にそれまでの233年の歴史で初めてとなる外国人社長クリストフ・ウェバーが就任。国内外で統合的に経営をするための大きな転換でした。
- 海外の企業とM&A
2008年に米ミレニアム・ファーマシューティカルズ、2011年にスイスのナイコメッドを買収しています。ミレニアムのベルケイド、エンティビオ、ニンラーロは武田薬品の主力商品となっています。買収の成果が見られますね。
- 子会社の売却で研究開発により一層注力
研究用試薬会社の大手である和光純薬工業を売却、今後はOTC製品についても分社化し、本社は研究開発にリソースをかけてパイプラインの充実を図る意向です。
2017年03月決算時
売上高1.8兆円 経常利益率6.67%

売上高は昨年までの5年で約4千億円増えていましたが、2017年3月期には約750億円の減収となっています。これは、為替、事業等の売却によるものです。
上位売上品目

長期収載品(特許切れ)が多く上位5品目中3品目です。またエンブレルは米ミレニアム社の開発したもので、近年は大きな自社開発品がありません。
国内外売上比率

国内がおよそ4割、海外が6割の比率です。外国人社長になったことや海外の企業の買収によって今後さらに海外の割合は増えて行く可能性もありますね。
研究開発費

研究開発費はおよそ3000億円で6年前と比較すると300億円増加しています。毎期、売上高の20%前後があてられており、今後の新薬開発に力を入れているのが伺えます。
組織・人事情報
決算年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
---|---|---|---|---|---|
従業員数(単独) | 6,544人 | 6,578人 | 6,780人 | 6,780人 | 6,638人 |
従業員数(連結) | 30,481人 | 31,225人 | 31,328人 | 31,168人 | 29,900人 |
平均年齢(単独) | 38.4歳 | 38.8歳 | 39.4歳 | 40歳 | 40.4歳 |
平均勤続年数(単独) | 13.7年 | 14.1年 | 14.3年 | 14.5年 | 14.7年 |
平均年収(単独) | 955万円 | 943万円 | 945万円 | 959万円 | 1,015万円 |
チャート説明:従業員数は単独、連結とも横ばいです。平均年齢と若干上がっています。勤続年数は横ばいです。平均年収は900万円台半ばでしたが、2017年3月期に1000万円を突破しました。
採用情報

採用情報より
転職のお悩みやご相談が御座いましたら、下記のボタンよりお問い合わせ下さい。フォーリープの転職専任担当者が対応させて頂きます。
参考サイト
当ページを投稿するにあたり、参考にしたサイトは、下記になります。 『企業情報』は企業HP、Yahoo!ファイナンスなどのサイトより抜粋。- 【ご注意】
- 提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社および情報提供元は一切責任を負いかねます。
世界中の求人が検索できます。日本の勤務地も検索でき、多くは開発/研究者の募集が多いように思えます。